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Microsoft Teams・社内FAQ・Wiki廃止

Teamsでナレッジ共有する方法
Wiki廃止後のOneNote・Lists・SharePoint活用【2026年】

Teamsのチャットに一度は答えが書かれていたのに、必要なときに探せない。ではTeamsのWikiにまとめればいいのかというと、その方法はもう使えません。2026年に選べるOneNote・Microsoft Lists・SharePointの使い分けと、質問の答えを埋もれさせない運用を公式仕様に沿って整理します。

公開・公式情報確認:2026年10月14日 | 執筆・運営:Nexfila

結論:Teamsのチャットだけに「正式な答え」を残さない

Teamsは相談、経緯の共有、ファイルへの案内には便利です。ただしチャットの返信に重要な社内ルールを残すだけでは、あとで誰かが同じ内容を尋ねたとき、最新版や正式な承認を確認しにくくなります。

Teams内の情報を活用するなら、まず「会話」と「正式に残す内容」の役割を分けるのが簡単です。会話の中で決まったことは、OneNote、Microsoft Lists、SharePointなど、責任者と更新日を管理できる場所に短く残し、Teamsのチャネルからその場所へリンクします。

注意:2026年時点で「TeamsのWikiタブを新しく作ってFAQにする」という手順は古い情報です。Teams Wikiは廃止されています。代わりにOneNote・Lists・SharePointを使う方法を紹介します。

TeamsのWikiは2024年に廃止。2026年は新規作成できない

Microsoft公式サポートによると、Teams Wikiは2023年から段階的に廃止され、2024年2月にはTeamsのWikiタブとWikiアプリへアクセスできなくなりました。既存のWikiがある場合も、現在のTeamsから旧Wikiを一括移行できると考えてはいけません。

Microsoftは、保存された旧Wikiファイルについて、関連SharePointサイトの「Teams Wiki data」フォルダからダウンロードできる場合があると案内しています。社内に古いWikiの知識が残っていたら、まず元データを探してから、保存できる範囲と引き継ぎ方法を確認してください。

公式:Microsoft「TeamsのWikiをOneNoteへエクスポートする」廃止予定表。一部の説明文には廃止前の時点の表現が残りますが、同ページの段階3には2024年2月のアクセス終了が明記されています。

Teamsで使えるナレッジ共有の4方式

方法何を残すか向いている状況
1. Teamsのチャネルと投稿検討の経緯・決定したことの案内・リンク毎日の相談や最新情報の周知
2. OneNote引き継ぎノート・手順・議事録・判断の背景同じチームが継続的に編集する社内メモ
3. Microsoft Lists質問/正式回答/資料URL/担当/更新日定型的なFAQや確認事項を表形式で管理
4. SharePointのページ・文書ライブラリ正式な社内規程・FAQページ・各種原本資料部署をまたぐ文書管理と閲覧権限が必要

これらは単純な優劣ではなく目的の違いです。例えば「人事の正式な就業規則」はアクセス権を管理したSharePointに置き、Teamsからリンクを案内します。「毎週の会議で出るTips」はOneNoteにまとめる方が書き足しやすい場合があります。

方法1:チャネルを「相談窓口」にして、回答の置き場所を案内する

最初の改善はツールの乗り換えではありません。Teamsのチャネルを業務別に分け、「よくある質問の確認先」と「新しい質問をする場所」を決めることです。Microsoftは中小企業向けのTeamsチャネル解説で、部署・プロジェクト・特定テーマごとのチャネル構成を紹介しています。

例えば「総務への質問」チャネルを作り、最初に「出張精算はSharePointの経費規程、IT申請はListsのFAQへ」というリンクを案内します。回答は正式資料を確認してから掲載し、重要な変更は責任者が承認します。

チャットには問い合わせの背景や補足が残りますが、チャットに一度書かれた内容を、承認済みの業務規則と同等に扱わないことが重要です。チャンネル名・参加者・機密性については会社のポリシーに従います。

参考:Microsoft「Teamsの情報共有の基本・チャネル」

方法2:OneNoteをチームの手順・議事録置き場にする

OneNoteは項目を自由に書き足せるため、ルールだけでなく「こうなった場合は誰に確認するか」といった経験の共有に向いています。TeamsのチャネルにOneNoteをタブとして追加すれば、社員がチャットから関連ノートを見つけやすくなります。

構成例は、ノートブックを「業務引き継ぎ」、セクションを「月次」「年次」「例外対応」、ページを「支払処理」「担当者変更」「設備トラブル」のように分ける方法です。書く人と読む人が迷いにくい構成を先に決めます。

OneNoteの保存先と権限には注意してください。Microsoft公式では、TeamsでサポートされるOneNoteノートブックの保存先はSharePointまたはOneDrive for Businessです。単にリンクをTeamsへ貼っただけで、全員に閲覧権限が与えられるわけではありません。

方法3:Microsoft Listsで社内FAQの回答台帳を作る

同じ質問が繰り返される場合、Microsoft Listsが合うことがあります。Microsoft公式サポートでは、TeamsチャネルのタブにListsを追加し、新しいリスト、既存リスト、ExcelやCSVのデータから作成できると案内しています。作成したリストはSharePointに保存されます。

社内FAQなら次の6列から始められます。

Teams・Listsで使う簡単なFAQ台帳の例
質問正式な回答確認先更新担当確認日公開範囲
経費精算の提出期限は?期限は現行の経費規程で確認経費精算規程のURL経理部2026-10-14全社員
PC故障時の連絡先は?IT窓口へ連絡IT手順書のURL総務部2026-10-14全社員

記入例は架空です。実際の回答は会社の規程で確定してください。必要に応じて「公開可/要確認」「有効開始日」「過去版」の列を足せます。

Teamsに既存SharePointリストを追加しても、そのチームのメンバー全員へアクセス権が自動付与されるわけではありません。Microsoft公式は、追加元リストの権限を別途確認するよう案内しています。

公式手順:Teamsチャネルでリストを作成する/TeamsでのListsの利用と権限

方法4:SharePointを「正式な原本」の置き場所にする

就業規則や製品マニュアルなど、正確性と管理責任が重要な資料は、SharePointのページやドキュメントライブラリを正式な原本の保存先として使う方法があります。TeamsからSharePointページやリスト、文書ライブラリをタブとして表示することもできます。

部門で使う資料、全社で見せる資料、人事や経営だけが見る資料では必要な権限が異なります。Teamsでリンクを掲載することと、SharePoint側で誰が閲覧できるかは別に考えてください。

「毎月同じ申請方法を聞かれる」場合には、FAQ Webパーツで質問と回答を公開する方法もあります。現在の機能とCopilotでのFAQ作成は、SharePoint FAQ Webパーツの解説で詳しく整理しています。

公式:TeamsのタブにSharePointページ・リスト・文書ライブラリを追加する

これだけ決めれば十分:5つの運用ルール

  1. 原本をどこに置くか:Teamsのやり取りか、OneNoteか、Listsか、SharePointかを業務別に決める。
  2. 誰が更新するか:FAQや手順の担当者を1人以上決め、不在時の代替も明確にする。
  3. いつ見直すか:規程改定、商品仕様変更、組織変更などのタイミングで見直す。
  4. 答えがないときどうするか:担当者へ確認し、勝手にAIや過去の返信で正式回答を確定しない。
  5. 誰に見せるか:SharePoint/OneNote/Lists側のアクセス権限を実際の社員アカウントでテストする。

FAQを増やすことより、「社員が必ず見る場所」と「古くなった回答を直す担当」を決めることが先です。初めは10問程度の定型質問から試し、答えの更新状況を見てから広げると作業が膨らみにくくなります。

Teamsの標準機能だけで十分な会社、別の社内AIを比較する会社

状況最初に検討したい方法
頻出質問が少なく、正しい回答を担当者が更新できるMicrosoft Lists・SharePoint FAQ・OneNote
社内文書がSharePointにまとまり、権限も管理できているMicrosoft 365の検索、Copilotなど既存契約の機能を先に確認
資料がPDF・Word・Excelとして散在し、社内でAI基盤の保守をしたくない資料を選んで登録する管理込み型の社内文書AIも比較する
Teamsの過去チャット全履歴を自動でAI検索したいTeams/Microsoft 365側の検索と適切な連携サービスを検討

Teams自体にもメッセージ検索、Microsoft 365環境にはCopilotなどの選択肢があるため、「TeamsではAI検索できない」とは言えません。AI検索も正式なアクセス権限と最新資料の管理をなくすものではありません。

Nexfila AIは、選んだPDF・Word・Excelなどを登録し、自然文の質問に出典付きで回答する社内ナレッジAIです。NexfilaがAI基盤の標準設定・保守・アップデート・基本障害対応を担当します。料金は先行導入条件で会社単位月額14,800円(税込)、利用開始日から30日間無料、月5,000質問と資料5GBまで。社員追加だけで基本料金は増額しません。

ただしNexfila AIはTeamsのチャット履歴を自動で吸い上げてFAQにする製品ではなく、SharePointやOneDriveを標準で自動同期する製品でもありません。正式な原本・更新・社員への公開範囲・業務の判断は利用企業が管理します。またTeams内からの利用方法や権限の挙動については、標準提供の範囲と対応条件を導入前に確認してください。

よくある質問

2026年もTeamsのWikiで社内FAQを作れますか?

いいえ。MicrosoftはTeamsのWikiを段階的に廃止し、2024年2月にはWikiタブとWikiアプリをTeamsから利用できなくしました。OneNote、Microsoft Lists、SharePointなどを代替として検討してください。

Teamsでよくある質問の一覧を無料で作れますか?

契約中のMicrosoft 365環境でListsを利用できれば、Teamsのチャネルにリストを作ってFAQを管理できます。追加費用や作成権限は会社のライセンス・設定によるため管理者へ確認してください。

TeamsにSharePointのFAQを表示できますか?

SharePointページやリストをTeamsチャネルのタブに追加できます。ページ・サイト側の権限は別途確認が必要です。

Teamsの過去の会話をそのままNexfila AIへ取り込めますか?

標準でチャット全履歴を自動取り込む仕組みではありません。会社が選んだ正式なPDF・Word・Excelなどの資料を登録する方式です。

参考にしたMicrosoft公式情報

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本記事は2026年10月14日時点のMicrosoft公開仕様に基づく一般的な手順と比較です。利用環境の契約内容や新UIの導入状況で操作は変わる場合があります。独立した各社環境での実測・比較試験を行った結果ではありません。

チャットに埋もれる答えを、探せる社内資料へ。

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