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NotebookLM・Excel・Googleスプレッドシート

NotebookLMでExcelは読み込める?
CSV・Googleスプレッドシートへの変換方法【2026年】

「Excelを追加しようとしたら選べない」。NotebookLMは2026年7月にGemini Notebookへ名称変更されましたが、Excelの扱いは利用する版で異なります。通常版ではGoogleスプレッドシートやCSVへ変換して取り込む方法が基本です。一般版とEnterpriseの違い、変換手順、会社で使う際の注意点を整理します。

公開・公式情報確認:2026年10月14日 | 編集・運営:Nexfila

結論:一般向けNotebookLMの公式対応一覧に.xlsxはない

2026年10月時点、Googleの公式ヘルプで一般向けGemini Notebookの対応ソースに挙がっているのは、Googleスプレッドシート、CSV、PDF、Word、Googleドキュメントなどです。Microsoft Excelの.xlsx形式は通常の対応一覧にありません。そのため、一般向け環境ではExcelをGoogleスプレッドシートへ変換するか、必要なシートをCSVとして保存する方法が基本になります。

一方、Gemini Notebook Enterpriseでは.xlsxのアップロードが公式に対応しています。「NotebookLMはExcelに対応していない」と一律に説明すると、Enterpriseの機能を見落とすことになります。Googleは2026年7月16日にNotebookLMをGemini Notebookへ改称しており、この記事では検索されやすい旧名称も併記しています。

まず確認:通常のGemini Notebookを使っているのか、Google CloudのGemini Notebook Enterpriseを使っているのか。ここで取り込み方法が変わります。

利用環境・形式Excelデータの取り込み注意点
一般版・Googleスプレッドシート対応。Excelから変換して追加できるGoogle Sheetsソースは10万トークンまで。変換後の列と値を確認
一般版・CSV対応。ExcelのシートをCSVとして保存書式・数式・複数シートをそのまま保持する形式ではない
一般版・.xlsxそのまま通常の公式対応一覧に記載なしGoogle Driveに置いた.xlsxを、Google Sheetsへ変換したファイルと混同しない
Gemini Notebook Enterprise・.xlsx公式対応複数シートは個別処理。サイズ・構造の制限あり

方法1:ExcelをGoogleスプレッドシートへ変換して追加する

複数シートがあり、内容を継続的に更新する場合はGoogleスプレッドシート経由が候補です。Googleの公式ヘルプでは、Driveから読み込んだ対応ファイルは自動同期の対象とされています。

  1. 会社の情報管理ルールに従って、対象のExcelファイルをGoogle Driveへアップロードします。
  2. Drive上のExcelをGoogleスプレッドシートで開き、[ファイル]→[Googleスプレッドシートとして保存]を選びます。元のExcelとは別のGoogleスプレッドシートが作成されます。
  3. Gemini Notebookでノートブックを開き、[ソースを追加]からGoogle Drive内の変換済みスプレッドシートを選びます。
  4. ソースの取り込み後、品番・対象期間・シート名などを指定して質問し、元の表と回答を比較します。

Googleの公式説明では、Google Sheetsの複数タブは一つのソースとして取り込まれます。ただし、セル結合、数式、列の書式、表示値、ピボットテーブルなどが変換前と同じ意味で扱われるかは、実ファイルで確認する必要があります。

試す質問の例
  • 「2026年度の価格表で、商品ABC-123の返品条件が説明されている箇所はどこ?」
  • 「2025年版と2026年版で保証対象の説明はどう違う?根拠となる資料名を示して」
  • 「この質問には資料に根拠がない場合、分からないと答えて」

同期に注意:Driveから取り込んだソースは自動同期や手動同期の対象ですが、更新が即時に回答へ反映されることを無条件に保証するものではありません。また、元のExcelファイルと変換後のSheetsは別ファイルです。元のExcelだけを更新しても、変換後のSheetsに変更が反映されるとは限りません。

方法2:Excelの1シートをCSVで保存して取り込む

列名のある一枚の一覧表や、今回だけ確認したい明細ならCSVも選べます。Gemini Notebookの公式対応ソース一覧にはCSVが含まれます。

  1. Excelで対象のシートを開き、先頭行の列名とデータ範囲を確認する。
  2. [名前を付けて保存]などからCSV形式を選ぶ。日本語の文字化けを避けるため、環境に応じて「CSV UTF-8」も検討する。
  3. Gemini Notebookの[ソースを追加]で保存したCSVをアップロードする。
  4. 元ファイルと行数・列名・商品番号・日付を照合し、回答に引用根拠が示されるか試す。

CSVは値をテキストとして渡すのに便利ですが、通常は一枚の表を保存する形式です。Excelの数式、複数シート、セルの装飾、マクロをそのまま引き継げません。日付の自動変換や先頭ゼロが意味を持つ型番には特に注意してください。

方法3:Enterpriseなら.xlsxを直接ソースにする

Google CloudのGemini Notebook EnterpriseではExcelワークブック形式の取り込みが公式に案内されています。Google Cloudの説明によると、各シートは個別に処理され、目安として1シートにつき約15万アクティブセルを処理できます。ただし、一般的なソースサイズ制限や、表の構造・書式を内部表現へ変換する際の追加データ量によって上限が変わります。

「Enterpriseなら数式計算もExcelと完全一致する」「すべての複雑なシートを正確に扱える」という意味ではありません。業務で重要な数値は元のExcelと照合してください。

取り込めても、検索・集計・自動更新は別の話

ExcelをAIへ読み込ませることと、Excelの計算を正確に実行することは同じではありません。特に次の3つを分けて考える必要があります。

本当にしたいこと優先する方法理由
特定の型番や数値を完全一致で探すExcelの検索、フィルター、全文検索文字列や数値の一致が目的
複数の月別表を結合して全件集計するExcelのPower Query列を揃えて再現可能な集計を行える
資料の説明や規程を自然文で質問するGemini Notebookや社内文書AI検索説明箇所と出典を探して確認する用途

複数ブックの検索やPower Queryの使い分けについては、複数のExcelファイルをまとめて検索する方法で詳しく解説しています。

社内で使う前に確認したい4つのポイント

  1. 情報の持ち出し可否:顧客情報、従業員情報、機密の価格表を個人アカウントへアップロードしてよいか、会社のルールと契約条件を確認する。
  2. 共有範囲:ノートブックを共有する相手がソースをどこまで閲覧できるか確認する。詳しくは社内FAQとして共有する場合の権限ガイドを参照。
  3. 正式な版:Excel原本・Sheets変換後・CSV書き出しのどれを更新するのか、版と管理者を決める。
  4. 回答の確認:型番、単価、契約条件などはAIの自然文回答だけで確定しない。出典と原本のセルを確認する。

Nexfila AIと比べるなら「入力形式」だけで決めない

NotebookLMで足りるなら、まずGoogleの機能を試すのが合理的です。Nexfila AIはPDF・Excel・Wordを登録し、社員が自然文で質問して出典付き回答を確認するための社内ナレッジAIです。標準的なAI基盤の設定・保守・アップデートはNexfilaが担当します。

一方、Nexfila AIはExcelの数式を実行する表計算ソフトではなく、厳密な全件集計・型番照合を保証しません。資料の正式版の選択、閲覧範囲の判断、元ファイルの整理は利用企業側の仕事です。Gemini Notebookとどちらが向くかは、回答を誰と共有するか、元資料をどう更新するか、AI基盤の管理を誰が担うかも含めて判断してください。

よくある質問

NotebookLMに.xlsxをそのままアップロードできますか?

一般向けGemini Notebookの公式対応ソース一覧には.xlsxが載っていません。GoogleスプレッドシートやCSVへの変換が基本です。一方、Gemini Notebook Enterpriseは.xlsxに公式対応しています。

ExcelをGoogle Driveに置けば、そのままNotebookLMで使えますか?

Driveへのアップロードと、Googleスプレッドシート形式への変換は別です。一般版ではGoogle Sheetsとして保存したファイルかCSVを取り込む方法を確認してください。

CSVにするとExcelの関数や複数シートも使えますか?

CSVは基本的に表の値をテキストで保存する形式です。数式や書式、複数シートをそのまま保存する形式ではありません。

商品価格や在庫の一覧をNotebookLMで正確に集計できますか?

AIの回答だけで全件集計の正確性を保証することはできません。厳密な数値集計はExcelやPower Queryを使い、必要ならAIの説明を参考情報として扱ってください。

確認したGoogle公式情報

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本記事は公開されたGoogle・Microsoftの公式仕様に基づく解説です。実際の自社ファイルを各製品にアップロードした独立実測の結果ではありません。機能や提供プランは変更される可能性があります。

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